Macbook Airとの組み合わせ、強いだろうな…。
Adobeの買い切り版アプリこと「Photoshop Elements 2023」「Premiere Elements 2023」が、新しくなって発売されました。本家サブスク版と比べると機能はシンプルですが、Adobe SenseiによるAI機能が多数追加されています。
シネマグラフや背景置き換えができる!
Video: Photoshop Elements/YouTube写真編集アプリの「Photoshop Elements 2023」には、静止画の一部シーンを動かす「ムービングエレメント」が追加。いわゆるシネマグラフってやつですね。滝や砂埃を動かして、GIFあるいはMP4形式で共有できます。アレ、目を引くよね〜。
他にはボケ具合を調整する「のぞき見オーバーレイ」、「背景の差し替え」、「空の置換」、「パターンブラシ」、「不要なオブジェクトの消去」などの機能も。すでに実装済みの機能も強化されています。
動画編集アプリの「Premiere Elements 2023」には多数の映像エフェクトが搭載され、ワンボタンでアーティストな画風に変換できます。他にも被写体を中心にフレームサイズを自動変更、ベストシーンを選んでくれるスマートトリミング、映像から静止画の抽出など、AIを使った機能が新たに実装。
ソフトウェア全体の改修としては、インストール時間が35%、起動時間は50%高速化。必要空き容量は48%低減しています。また、M1 Macに対応し、最大で70%高速化したとのこと。速きことは良きことよ。
「Photoshop Elements 2023」と「Premiere Elements 2023」の価格は、どちらも1万9580円。両方をセットにしたバンドル版は2万7280円です(少し安いアップグレード版と学生・教職員向け版もアリ)。簡単な写真・動画編集をしたい人であれば、サブスク版よりこちらで十分かもしれませんね。
Source: MacRumors, Adobe
アドビは、「Adobe Photoshop Elements 2023」および「Adobe Premiere Elements 2023」を発表した。それぞれ税込19,580円、2製品のバンドル版は税込27,280円。
最新バージョンには、シンプルで直感的な編集を可能にする新しいAdobe SenseiによるAI機能、初心者から上級者までのすべてのユーザーに向けたステップバイステップのガイド付き編集が含まれている。
アドビのデジタルメディア事業担当部門シニアバイスプレジデントであるアシュリー・スティル氏は、次のようにコメントしている。
スティル氏:AI搭載の編集ツール、ハンズオン形式の学習コンテンツ、そして外出先でも柔軟にクリエイティブな作品を楽しめる機能を提供する Adobe Photoshop Elements 2023とAdobe Premiere Elements 2023によって、誰もが革新的な方法で自分のアイデアを形にできます。
Adobe Photoshop Elements2023とAdobe Premiere Elements 2023は、作品をクイックに編集したいユーザーから、高度にアーティスティックな表現を追求したいユーザーまで、誰もがより簡単に、魅力的な写真や動画コンテンツを作成・共有できる。
静止写真の滝や雲または背景部分に、映画のように動くムービングエレメントを追加したり、Adobe Senseiの処理によって動きを追加したMP4ビデオやGIFをSNSで共有できる。背景、パターン、空などのクリエイティブコンテンツを更新して、写真をワンランク上の仕上がりにできるという。
写真向けに新しいコラージュテンプレートやスライドショーテンプレートを用意。ピークスルーオーバーレイを使えば、写真に奥行きがあるように見せることが可能。
Adobe Premiere Elementsは、ホームビデオから学校の授業のためのプロジェクトまで対応した100以上の新しいオーディオトラック提供。動画作品にぴったりのサウンドトラックを選べる。
Apple M1搭載のMacでは、インストールが最大35%高速化、起動時間は50%短縮。アプリケーションサイズが48%縮小、起動時間が最大70%短縮され、パフォーマンスと安定性が強化されている。
アドビ システムズは9月20日、同社のコンシューマー向け写真・ビデオ編集ソフトウェアの新バージョン「Adobe Photoshop Elements 10」「Adobe Premiere Elements 10」を10月14日に発売すると発表した。
価格は「Adobe Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10」の製品版が2万790円、乗り換え・アップグレード版が1万5540円、学生・教職員個人版が1万290円。「Adobe Photoshop Elements 10日本語版」の製品版が1万4490円、乗換え・アップグレード版が1万290円。「Adobe Premiere Elements 10日本語版」の製品版が1万4490円、乗り換え・アップグレード版が1万290円となる。アドビストアおよび全国のアドビ製品取り扱い企業を通して販売する。
また、発売に先立ってアドビストアでは対象となる3製品の送料を無料とするキャンペーンを実施する。期間は9月20日から10月13日まで。
Adobe Photoshop Elements 10は、Adobe Photoshopと同じエンジンを採用し、被写界深度やオートン効果、スタックなどのガイド付き編集モードを拡充した。また、被写体のアウトラインやカスタムパスに沿ってテキストを追加したり、切り抜きツールのガイドに従ってベストな構図にトリミングしたりするなどの機能を追加。スマートブラシには約30種類の新たな効果を追加した。
Adobe Premiere Elements 10では、ホームムービーの制作における編集作業の負荷を軽減。1ステップでムービー全体に最適なカラーを適用できるようになったほか、インスタントムービーを利用し、ビデオクリップとテーマを選ぶだけで、特殊効果や音楽の入ったムービーを制作できるようになった。また、顔認識機能で写真の中から人の顔を自動的に検出し、パンやズームの動きをつけることも可能だ。
さらに、Adobe Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements 10では、FacebookやFlickr、YouTube、Photoshop.comなどのSNSや共有サイト、個人のウェブサイトにおいて、オーガナイザー内の作品を直接共有することが可能。また、Adobe Photoshop Elements 10を使用するデベロッパーは、内蔵のAPIを使用して、Adobe Photoshop Elements 10と連動するタブレットやモバイルアプリケーションを開発できる。
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