お酒 強い 弱い 診断

忘年会を前に「自分はお酒に強い?弱い?」を調べよう!

ホスピタ編集部

2017年12月18日公開 2022年10月14日更新

お酒 強い 弱い 診断

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今回は『忘年会を前に「自分はお酒に強い?弱い?」を調べよう!』をご紹介させて頂きます。

目次

  • 1 お酒の強い・弱いは「遺伝」で決まる
  • 2 アルコールを「分解する酵素」の遺伝子の違い?
  • 3 あなたの「遺伝子」はどのタイプ?
  • 4 お酒に弱い遺伝子は「日本人や中国人」だけ?
  • 5 お酒に強い・弱いは「パッチテスト」で分かる!

お酒の強い・弱いは「遺伝」で決まる

生まれつきの体質で、お酒については「飲める人」と「飲めない人」に分かれます。お酒に強い・弱いの違いが起こるのは、遺伝によるものです。アルコールを摂取したときに、肝臓はアルコールの分解処理を行います。

お酒 強い 弱い 診断

体内に入ったアルコールは、はじめに「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。そして、酢酸、水と二酸化炭素に分解処理され、体外へ排出されていきます。アルコールを分解するには、いくつかの酵素が使われます。その酵素を作る「遺伝子の型」によって、アルコールの強い・弱いは決定されています。

アルコールを「分解する酵素」の遺伝子の違い?

もともと日本人は、欧米人にくらべてアルコールの分解酵素が不十分です。日本人の約40%の人が、アルコールにそれほど強くない体質だといわれています。そこには遺伝的な「分解酵素の型」が関係しています。

肝臓はアルコールの成分を無害化するために、2つの段階で分解処理を行います。1つめは、アルコール脱水素酵素(ADH)を使って「アセトアルデヒド」に分解します。2つめは、アセトアルデヒドに対し、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を使って「酢酸」に分解することで無害化しています。

アセトアルデヒドは、有害物質で「悪酔い・二日酔いの原因物質」です。血液中にアセトアルデヒド濃度が高くなると、頭痛、吐き気、むかつきなどの症状が起こります。アセトアルデヒドを分解するALDHは、現在19種類存在しています。そのうちの「ALDH2」という酵素を作る遺伝子の型に個人差があり、型の違いがアルコールの分解処理の能力(お酒に強いか弱いか)に大きく関係しています。

あなたの「遺伝子」はどのタイプ?

ALDH2を作る遺伝子には、アセトアルデヒドを分解処理する能力の高い(お酒に強い)「N型」と、分解処理の能力が低い(お酒に弱い)「D型」があります。私たちは、遺伝子を両親から1つずつ受け継ぐため、ALDH2については、次の3つの型が存在します。

お酒 強い 弱い 診断

・NN型:分解処理が速く、わりとお酒に強いタイプ
・ND型:分解処理は中程度で、そこそこお酒が飲めるタイプ
・DD型:体がアルコールを受け付けない、お酒が苦手なタイプ

お酒に弱い遺伝子は「日本人や中国人」だけ?

ALDH2にD型の遺伝子を持っているのは、世界的にみても日本人や中国人などアジア東部を起源とする「モンゴロイド」だけといわれています。お酒に強い欧米人は、ほとんどの人がNN型です。もともとALDH2は、N型しか存在していませんでした。ところが今から約2〜3万年前、モンゴロイドのあいだに、遺伝子の突然変異が起こり、アセトアルデヒドの分解能力が低下した遺伝子の「D型」が発生したと考えられています。

日本各地を見てみると、NN型は北海道、東北地方の北部、九州地方の南部、沖縄に多く、お酒が強い人(いわゆる酒豪)が多いといわれる地域であることが遺伝子からも分かります。

お酒に強い・弱いは「パッチテスト」で分かる!

お酒に強いか弱いか(アセトアルデヒドの分解能力)を見極める方法は、「パッチテスト」が有効です。その精度は約90%以上といわれています。

アルコールのついた布を皮膚につけると、皮膚から吸収されたアルコールは、細胞内のカタラーゼという酵素によってアセトアルデヒドになります。

お酒に弱い人(ALDHの活性が低い人)は、生成したアセトアルデヒドをうまく分解できないため、アセトアルデヒドが蓄積して皮膚が赤くなります。一方、お酒に強い人(ALDHの活性が高い人)は、アセトアルデヒドの分解処理が速く、アセトアルデヒドはほとんど蓄積しません。そのため皮膚は赤くなりません。

パッチテストは次のような手順で行います。

(1)アルコールをガーゼなどに染み込ませる
(2)腕のやわらかい内側部分に、ガーゼを貼る
(3)そのまま、約7分間貼り続ける
(4)ガーゼをはがし、皮膚の色を確認する
(5)肌の色に変化がなければ、「NN型(お酒に強いタイプ)」と判断できる
(6)はがした直後に皮膚が赤くなれば「DD型(お酒に弱いタイプ)」と判断できる
(7)約10分後に、皮膚が赤くなれば「ND型(お酒はそこそこ飲めるタイプ)」と判断できる

忘年会や新年会など、お酒の席に顔を出す機会が増える季節です。お酒を飲むまえに、自分がどれほどアルコールを分解処理できるのか、知っておくことは大事でしょう。

2017/11/27 2018/7/25 お酒 強くなる

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※このページは、2018年7月24日に更新されました。

お酒 強い 弱い 診断

『自分がお酒強いのか弱いのか診断したいな。そもそもお酒の強さと弱さの調べ方って何だろう?アルコールにどれくらい強いのかを調べる方法があれば知りたいな。アルコール耐性テストをしてみたい。アルコールの強さ弱さをチェックしたいな。。。

このような疑問を解決していきたいと思います。

目次

  • お酒の強い弱い基準
    • お酒が強いと思っていても体調で酔いが早い時もある
    • お酒の強い基準は人それぞれ
    • お酒の強い基準の1つは自己申告
    • お酒の強い基準を判断するには遺伝子を調べる
  • アルコール診断をする事であなたのお酒に対する基準が分かる
    • お酒が強い弱いかは遺伝子レベルで決まる
    • お酒を飲めば飲むほど強くなる理由
    • お酒を飲めば飲むほど強くなる人の特徴
    • お酒に酔っていないのに、顔が赤くなる理由
  • お酒に強い弱いかの基準を簡単に診断できるたった1つの方法
    • 簡易アルコールパッチテスト方法
    • お酒に強いか弱いかを詳細まで診断したい人
  • お酒に強い弱いかの基準を簡単に診断できるたった1つの方法のまとめ

お酒の強い弱い基準

お酒 強い 弱い 診断

お酒の強い弱い基準は、【ビールを何杯飲めば強い】と断言できるものではありません。

なぜなら、

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という人もいれば、

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好きな種類のお酒ならいくらでも飲めるけど、ビールは苦くて飲めません

という人も居るからです。

お酒が強いと思っていても体調で酔いが早い時もある

お酒に強いと自負している人でも、少しの量で悪酔いしてしまうこともあります。

気心の知れた仲間との飲み会では、いつもよりも飲酒量が増えているのに飲み過ぎることもなく楽しく終わることができます。

お酒の強い基準は人それぞれ

ハイスピードでお酒を飲んでいく仲間にはついていくのがやっとという人でも、ゆっくり美味しい酒の肴と共にだったら、何時間でも飲み続けられる人もいます。

お酒を飲むときの最高の条件は、楽しい話題と美味しい食事、打ち解けられる人と一緒に飲むことかもしれませんね。

お酒の強い基準の1つは自己申告

自分はお酒が強い、弱いというのは自己申告、もしくは、他人から見た印象でしかないことが言えます。

簡単に環境や雰囲気に飲み込まれてしまうあやふやなものなのです。

お酒の強い基準を判断するには遺伝子を調べる

ですが実際は、お酒に強い体質なのか、弱い体質なのかは、実は遺伝子レベルで決まっています。

お酒の体質による都道府県の遺伝はお酒の強い県があるのはやはり遺伝が関係だった3つの理由!にて解説している通り、親から子や孫へ遺伝していく体質のことになります。

うちは酒豪の家系だとか、家族や親戚には下戸が多いとなるのは、体質が遺伝されていることが言えるのです。

アルコール診断をする事であなたのお酒に対する基準が分かる

お酒 強い 弱い 診断

アルコール診断をする事であなたのお酒に対する基準が分かります。

自己申告や見た目ではなく、遺伝子レベルで調べる事が出来るのでハッキリと【お酒に強い、弱い】が分かります。

誰しもお酒を飲み始めたころなどは、自分の基準がわからずに、飲み過ぎて気持ちが悪くなったり、羽目をはずしてしまって、二日酔いになったり、吐いてしまった経験がある人もいると思います。

自分がお酒に強い体質なのか、お酒に弱い体質なのかを知れば、自分の基準が分かり、負担のかからない飲み方を見つけることができるかもしれませんね。

お酒が強い弱いかは遺伝子レベルで決まる

残念ながら、飲めば飲むほどお酒に強くなるという人も居ますが、お酒に強い人は元々、遺伝子レベルで決まっているのも事実です。

ただし、飲む量が増えるにつれて、脳も麻痺していき慣れていくので、体が酔っていることに鈍感になるだけなのです。

昔より飲めるようになったという話が出てくるのは、本当は危険なことです。

お酒を飲めば飲むほど強くなる理由

飲む機会を重ねるうちに、自分のペース配分ができて飲めるようになったというのも理由にはなりますが、アルコールが脳細胞を変化させて、酔っている感覚を麻痺させているというのが一番の原因です。

頭痛薬を飲み続けると、効かなくなって更に強い薬を飲むようになるのと一緒で、お酒を飲み続けていくと、酔いの症状に気づかなくなってきて、飲む量が増えたり、アルコール度数の強いお酒が飲めるようになるのです。

お酒を飲めば飲むほど強くなる人の特徴

お酒を飲めば飲むほど強くなる人の特徴は、酔っている状態に気づいていない場合があります。

自分の体質を知らずに、過度な飲酒をしていると、体に負担がかかっているのは言うまでもありませんよね。

お酒に酔っていないのに、顔が赤くなる理由

自分では全く酔っていない顔が赤くなる現象があります。

酔っていないのに顔が赤くなる理由は、お酒を飲んだら赤くなるのに全く酔っていないのはなぜ?にて解説しています。

お酒に強い弱いかの基準を簡単に診断できるたった1つの方法

お酒 強い 弱い 診断

自分がお酒に強い体質なのか、もしくは弱い体質なのか簡単に自宅で診断できる方法があります。

簡易アルコールパッチテストという方法で、難しい検査をしなくても自分がアルコールに耐性があるのかどうかを把握できるというものです。

簡易アルコールパッチテスト方法

①薬剤の含まれていない絆創膏のガーゼ部分に、市販の消毒用エタノールを2、3滴染み込ませます。

②上腕の内側の皮膚の柔らかい部分に、その絆創膏を貼ります。

③7分後にはがし、はがした直後のガーゼが当たっていた部分の色を見てください。

ここで、すでに肌の色が赤くなっている人は、お酒があまり飲めない体質の可能性があります。

④さらに10分後、その部分をもう一度確認し、

【全く色の変化がなかった人は、お酒に強い体質の人】となり、直後には色は変わっていなかったのに、少し時間をおいてから赤く変化していたら、

【お酒を飲むと赤くなるタイプであり、お酒が弱い体質の人】と言えます。

お酒を飲むと赤くなる理由は、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる理由と3つの対策と、お酒を飲むと全身がまだらに赤くなる理由と赤くならない方法にて解説しています。

お酒 強い 弱い 診断

お酒 強い 弱い 診断

絆創膏と消毒用エタノールは、上記が安全に使用出来ます。

お酒に強いか弱いかを詳細まで診断したい人

さらに具体的に、あなたがお酒(アルコール)に対してどんな体質なのかを遺伝子レベルで調べる方法は、アルコール感受性遺伝子検査キットで調べる方法のみとなります。

*因みに私は、【ALDH2 RR3】という(完全下戸タイプ)でした。泣

お酒に強い弱いかの基準を簡単に診断できるたった1つの方法のまとめ

お酒 強い 弱い 診断

一概にもアルコールに耐性のある体質の人が、お酒に強く量も飲めるという印象付けるわけではなく、実際には様々な要素があります。

いくらお酒の量をたくさん飲める人でも、悪酔いをして人に絡んだり、介抱されたりすると、強い人とは言えません。

逆に、悪酔いをしてる人と同じくらいの量を飲んでいるのに、その悪酔いをしている人をなだめている人を見ると、この人は強い人だという印象が持たれます。

つまり、体質よりも自分の飲める量をわかっている人が強い人だと言えるのですが、お酒に強い弱い基準が男女別に異なるので、下記を参考にして下さい。

男女別のお酒の強い弱い基準は、お酒の強い基準と弱い基準を男女別にまとめてみたにて解説しています。

お酒強いかどうかわかる方法?

お酒強い・弱いは「パッチテスト」で分かるお酒強いか弱い(アセトアルデヒド分解能力)を見極める方法は、「パッチテスト」が有効です。 その精度は約90%以上といわれています。 アルコールついた布を皮膚につけると、皮膚から吸収されたアルコールは、細胞内カタラーゼという酵素によってアセトアルデヒドになります。

酒が強い人の特徴は?

強い人はアセトアルデヒドの分解スピードが速いためどんどん飲めますし、頭痛や吐き気も起こりにくいという特徴があります。 一方、おに弱いは生成されたアセトアルデヒドをなかなか分解できず、少し飲んだだけで早く酔いが回り、によっては飲み始めから頭痛や吐き気が起こることもあるのです。

アルコール不耐性の症状は?

アルコールを飲むと顔や体がまだらに赤くなる人がいます。 この症状アルコールアレルギーと呼ばれ、息苦しさや喉のつまり、かゆみ、蕁麻疹などを伴う場合もあります。 「突然、アルコールアレルギーを発症する」ケースもあります。

酒に強い女の特徴は?

2 酒豪女子の特徴5選.
2.1 ノリがいい.
2.2 よく笑う.
2.3 周りを巻き込む.
2.4 サバサバしている.
2.5 酒やけしている.