Show 患者さんから寄せられた声(呼吸器内科)患者さんから寄せられた声:呼吸器内科患者さんから寄せられた声は、患者さんご自身のお便りをご本人の了解を得て、同じようなご病気で悩まれておられる方に、少しでも参考になればということで、掲載させて頂いております。 【東京在住 60代 男性 K様】 [主治医のコメント] S様 76歳,男性 多摩地区在住 大げさでも何でもありません。私は、この病院で「地獄から生還した」と思っています。以前からの咳,痰に加えて,やたら息が苦しくなり,地元の市立総合病院に通院中でしたが少しも良くならず、苦しさは募る一方で,平らなベッドでは呼吸が苦しくて眠れず、夜の大半を椅子に座って寝ていました。椅子ではそんなに眠れるはずがなく、いつも睡眠不足で、床擦れまで出来ました。 [主治医のコメント] Sさんは気管支拡張症と細気管支炎で,まれに見る重症でした。地元の病院での対応が決して不適切だったわけではないのですが,通常の治療で改善が得られないとき,ではどうするか,それは教科書やガイドラインには書いてありません。教科書に書かれていない事態に直面すると思考停止する,今の医療はそういう流れになっており,大学病院や大病院での医療に不満を抱かれる方が多いのもそんな事情が背景にあります。私たちなりにこの方に合う治療を工夫して,その結果,良い結果が得られ,Sさんは現在お元気で外来通院中です。看護も含めて,病院の努力をトータルに評価して頂き,ありがたく思っています。 45歳、男、飲食店経営、小田原市在住、N様より 私は間質性肺炎と診断されてから神奈川県内の3カ所の病院に行き,そのすべての病院でステロイド以外に治療法が無いと言われました。正直,もう,諦めていました。その後1年間,咳が止まらず,もう完全に諦めていたときに,私の友人がこちらの病院をインターネットで調べてくれて,すぐ受診しました。 [主治医のコメント] Nさんは入院直前にインフルエンザにかかり,そのため間質性肺炎が急性悪化を起こして,生命が危ない状態での入院でした。強力なステロイド治療に加えて,エンドキサンパルス療法,そしてシクロスポリン治療を矢継ぎ早に投入,ようやく病勢を抑えることが出来ました。その後も咳が頑固に続きましたが,ステロイドパルス治療に加えて吸入ステロイドを使うことで,咳を完全に抑えることが出来ました。今外来で,シクロスポリンを少しずつ減らしながら治療を継続しています。幸い経過は良く,元の仕事を再開することも出来ているようです。危ないところを助けることが出来ただけでなく,咳という苦しみをもなくすことが出来,医療人冥利に尽きる,と思っております。 88歳 女性 世田谷区在住 Y.K.様 ご家族(娘さん)より 2007年に脳梗塞を患い、左半身麻痺で要介護度5の母ですが、頭はしっかりしており、デイサービスとショートステイを利用しながら在宅生活をしておりました。 インターネットで色々な情報を検索し、迷った末に東京山手メディカルセンターを選択することにしました。その理由は、ホームページ上で、①間質性肺炎の治療方針等についてとても丁寧に記述してあったこと、②間質性肺炎治療に熱心に取り組まれており、医師間でも高い評価を得られているT先生という方がいらっしゃるらしいということ、③病院ランキングサイトで利用者のロコミ評価が高く、好意的なコメントも多い病院であること等、が分かつたからでした。 早速、T先生が外来を担当されている日を選び、受付開始時間前から並び、初診受付窓口でぜひT先生に診断して頂きたいとお願いして、幸いにもT先生に診察していただくことが出来ました。検査入院が必要と即座に診断され,入院日をご相談していた時に、ショートステイ施設との都合のため一週間後でお願いしたいと切り出したところ、「本人がこんなに苦しそうにしているのに何を考えているんですか!」と一喝され、翌日に即入院という手配を取っていただきました。その時、患者には優しく、病気と家族には厳しい先生なのだなと思いました。 お蔭様で、点滴後から咳も痰も急速に治まり、食欲も回復しており、退院後は以前から本人が好んでやっていたボケ防止のための数独や漢字練習等を自ら進んでやり始めるほどになりました。 他の病院では積極的な治療を何もしてもらえず、本人共々つらい思いをしていた時に、 [主治医のコメント] Y.K.さんは,間質性肺炎で激しい咳と痰に苦しんでおられました。前医ではそれに対して普通の鎮咳剤などが処方されていたのみでしたが,これはわが国の呼吸器専門施設でも一般的な傾向で,言うまでもなく連日続く咳,痰はとても苦しいものですが,それを何とかしようとする取り組みはほとんどなされていません。私たちは,このような長く続く間質性肺炎の咳にステロイドの点滴とそれに引き続いてのステロイドの吸入が有効である事に早くから気がついており,実践してきました。Yさんにもこの治療法が奏功し,ご本人にもご家族にもとても喜んで頂けました。また間質性肺炎がいろいろある中でもおそらく鳥関連慢性過敏性肺炎と思われ,その線に沿って居住環境の整備をやって頂き,現在のところとても調子が良いようです。自分たちの蓄えたスキルがこうして患者さんの苦痛を緩和する上で役に立つことを職業人として嬉しく思っております。 68歳、女 主婦 東大和市在住 N様
私は10年くらい前から気管支拡張性と診断され、近くの医院に通院していました。朝起床したときから一日中咳、痰に悩まされ、特に休息のために横になるとき、その他、美容院や歯科医院でも仰向けになると咳き込み、また血痰もよく出ていました。いつも同じ薬を処方され、きちんと飲んでいましたが少しも良くなりませんでした。 [主治医のコメント] Nさんは気管支拡張症という、それ自体はさほど珍しくはない病気でしたが、範囲がやや広く、そして咳、痰が激しく、しばしば血痰も混じるなど、とても辛い日々を送られていました。この病気については最近は治療法を研究する人もおらず、マクロライド系抗菌薬が効かなければ後は打つ手なし、とされています。しかし私はこの病気で症状に苦しむ患者さんに数日間集中的に点滴治療を行うと症状がうんと改善し、後は外来通院で楽に過ごして貰えることを発見、実践しています。Nさんもこの治療法があたり、10年来の苦しみから解放されました。今後も再発を防ぐために外来に通って頂きますが、再びもとのような苦しさに戻ることはないだろうと考えています。 71歳、女、主婦、江東区在住、S様
昨年から激しい咳が続き、4ヶ月以上も原因が特定出来ず、不安な日々が続きました。近くの大学病院では肺癌と言われ、その後癌の専門病院に行きましたところ、癌ではない、しかしでは何であるかが判らない、との事で、呼吸器内科で有名なこの病院のT先生を紹介して貰い、診て頂きました。 [主治医のコメント] Sさんは、大学病院での気管支内視鏡で気管支の中に大きな潰瘍があり、癌が強く疑われる所見でした。しかし癌専門病院に移ってからの繰り返しての検査にもかかわらずがん細胞が証明されず、癌以外の何かでは、という事で、そういう難しい病気の診断・治療に強い当院に紹介となりました。検査の結果、遺伝子学的検索で放線菌症と判明、非常にまれなケースですが、ペニシリンの点滴を2週間行ったところ咳は激減し、内視鏡でも潰瘍はほとんど消えました。長年培ってきた当科の難病の診断力が発揮でき、患者さんにも喜んでいただけ、嬉しく思っています。 31歳、女性 主婦 青梅市 M様
平成26年春から体調を崩し、地元の総合病院にかかりました。すぐに間質性肺炎と診断され、治療方法は無く、肺移植を勧める、とのことでした。在宅酸素が始まり、酸素ボンベを引いての毎日となりました。主治医の先生は私の病気についていろいろ調べてくれてはいたのですが、その間にも私の体調は悪くなる一方でした。そんな私の姿を見ていた母がインターネットでいろいろ調べて、東京山手メディカルセンターT医師を見つけました。いろいろ悩みましたが、思い切って病院に行きました。 [主治医のコメント] Mさんの病気は特発性PPFEというまれな病気で、肺が上の方からだんだんと縮んで行き呼吸が苦しくなる病気です。間質性肺炎の一つ、とされています。 66歳、女性、主婦、千葉県流山市 T様
2006年6月、私は突然階段を上ると息苦しさを感じ、近くの診療所で診て貰いました。肺炎と診断され、抗生剤点滴に通いました。しかし辛さは悪化するばかりで、市内の病院に入院、抗生剤治療が続きました。その後も重症化する一方で、夫が友人の医師(都内の病院の院長)に相談したところ、当病院のT先生を紹介して下さり、すぐに、と言うことで、その日に救急車で転院しました。 [主治医のコメント] Tさんは特発性間質性肺炎の中でも特に治りにくいと言われる急性間質性肺炎で、お話のあったとき、すぐに転院を手配したのですが、ぎりぎりのタイミングで、あと1日遅れていたら病院を移ることもできなかったでしょう。 66歳、女性、主婦、川崎市 K様
ある日血痰があり、地元の病院を受診しました。診断には気管支鏡検査が必要、と聞き、紹介状の宛先はがん研有明病院でしたが、検査の丁寧さで定評のあるこの病院を選びました。2月15日Т先生の外来を受診しました。即刻入院の指示を受け2月19日入院しました。入院の日も身の回り品最小限で一人で行きました。 [主治医のコメント] Kさんの病気は最近女性に多い肺腺がんです。治療は全て標準的な流れに沿って行われましたが、私達が患者さんと向き合い、良くなって欲しいと願いつつ処方する治療が、2番目の選択(イレッサ)の著効という形でいま実を結んでいることを、医療人として幸福なことに思います。 52歳、男性、会社員、板橋区 N様 肺の難病で入院し、今は外来で診てもらっている者です。ご覧になる方の少しでも参考になればと記します。 そんな私が思うことは、以下の通りです。 退院して今年でまる6年になります。 私はこの病院で治療してきて本当に良かったと思っています。 [主治医のコメント] Nさんは、6年前から拝見している進行の緩やかな間質性肺炎で、抗ARS抗体症候群といい、自己免疫機序の絡む特殊な病型です。 45歳、女、会社員、新宿区 T様 長引く咳と息切れで近所のクリニックを受診したところ、こちらの病院の内科のT先生を紹介頂き受診しました。 [主治医のコメント]
Tさんの病気は特発性間質性肺炎の中で非特異性間質性肺炎と呼ばれるものでした。普通はステロイドがよく効くのですが、Tさんは効かず、やむを得ずシクロスポリンを使いました。 63歳、男性、製薬会社員、中野区 A様 2011年9月、出社途中突然息苦しくなり、大学病院呼吸器内科受診、急性間質性肺炎と診断され、大学Drの推薦で東京山手メディカルセンターへ緊急入院となりました。 また、大学病院呼吸器内科の先生方にお聞きすると東京山手メディカルセンター呼吸器内科はT先生をはじめとしてスタッフが揃っていて臨床経験が豊かで尊敬できるとの話です。 [主治医のコメント] Aさんは間質性肺炎の中でも特に難治度の高い急性間質性肺炎で、死亡率60~90%と言われる難病です。 78歳、男性、元道場経営、渋谷区 H様 名医にめぐり会うのも寿命のうち
退院後も定期的にT先生の診察を受けております。昨年突然「Hさん、胃の検診もたまには受けるものですよ」、と言われ、受けたところ胃の腫瘍が見つかり、また心臓、そして能にも問題が見る借りました、それぞれ東京山手メディカルセンターで診療を受けました。 [主治医のコメント] Hさんは、全身の筋力の低下が急速に進み、前医で肺癌を疑われた方です。ご自身は症状が重いのと、どうせ肺癌なら助からないと、入院待ちの間に諦めてしまわれたのですが、かかりつけ医の紹介で縁あって当院に来られました。 筋萎縮性側索硬化症の患者に特徴的な症状はどれか?筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、脳の運動神経(運動ニューロン)の障害によって体の運動機能に影響を及ぼすものです。 最初の段階で症状として多いものとしては、手足のしびれ、手足の脱力感や力が入らないといったことがあります。 そして、呂律が回りにくくなり、はっきり発声できないといったことがあります。
NPPV療法の導入に必要な物品はどれか 国試?NPPV開始時には、なにを準備して、どう進めるの? NPPVの本体、マスク、回路、加温加湿器を準備します。 導入前には、患者や家族への十分な説明を行います。
レスパイトケアの主な目的で適切なものはどれか?レスパイトケアは、介護者である家族の休養やQOLの確保のための一時的な入所であり、リフレッシュを図ることが主な目的である。
非侵襲的陽圧換気の特徴はどれか?非侵襲的陽圧換気(NPPV)とは、気管内挿管や気管切開をせずに、マスクを用いて気道内圧を陽圧に保ちつつ、肺胞換気を補助するという人工換気のことをいう。 非侵襲的陽圧換気法の利点は、患者にとって会話、食事などが可能であること、気管挿管を行わないので挿管時の合併症を回避できることなどがある。
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