南海トラフ シュミレーション

  • 南海トラフ シュミレーション

    地震発生翌日に最大430万人が避難所へ、270万人が親族・知人宅などへ避難。家庭内と公的備蓄で食料が計6340万食、飲料水は計13億3千万リットルあるが、不足量は1週間で食料が9600万食、飲料水は1億4500万リットルに達する。被災地内外での買い占め、道路の渋滞や寸断で配送が困難になること、保管スペースの不足、物資が届いても適切な管理や効率的な配分ができないことも想定される。

  • 南海トラフ シュミレーション

    静岡から大分の臨海部の石油コンビナートの2万9200施設のうち、火災は5施設未満、流出は60施設と想定。周辺に影響が及ぶ可能性もあり、地盤の液状化や長周期地震動で被害がさらに増える恐れもある。
    東海や近畿、四国、九州東岸で固定電話の9割に支障、携帯電話も被災翌日で8割の基地局が停止。通信網が機能する地域もつながりにくくなる。

  • 南海トラフ シュミレーション

    被災や停電で最大4万1900台のエレベーターが停止、閉じ込められた多数の人の救出に半日以上かかる。要援護者や夏場の熱中症による被害、古い耐震基準のエレベーターの落下も想定。復旧には長い時間がかかる。
    1900の農業集落、400の漁業集落が孤立。道路の断絶などで救助・救援活動が遅れ、物資不足が起こる。通信も途絶え、情報伝達も困難に。

  • 南海トラフ シュミレーション

    重傷者や被災医療機関からの転院患者が多数発生する一方で、被災で医師や看護師が不足する。対応が難しい外来患者は14万人と想定。断水や停電で人工透析を受けられないことも。
    避難所には特別なケアが必要な災害時要援護者が多数。65歳以上の単身者22万人、要介護認定者17万6千人、身体障害者14万2千人、精神障害者12万6千人、妊産婦8万人。

  • 南海トラフ シュミレーション

    道路や橋の損傷が津波浸水域で3700カ所、浸水域外で3万7400カ所と想定。鉄道は東海道・山陽新幹線は全線不通。線路の変形や陥没が新幹線で290カ所、在来線で1万8千カ所。港は1万7千の係留施設のうち5千カ所に被害、国際戦略港湾や重要港湾も多数被災。空港の最大浸水深は高知と宮崎が5㍍程度、関西が3㍍、中部と大分が2㍍と想定される。

  • 南海トラフ シュミレーション

    平日正午に地震が発生した場合、外出先にいる人は中京と京阪神で計1060万人、当日中の帰宅困難者は中京で110万人、京阪神で270万人。
    医療不足や作業中の事故などによる関連死、揺れや津波に伴う交通事故や鉄道事故、避難で不在となった店舗や住宅への空き巣も想定されている。
    浸水や火災で被災する建造物の国宝・重要文化財は250施設と想定。

この番組の動画をすべて見る

番組名
  • NHKスペシャル「MEGAQUAKE 巨大地震」
キーワード
  • 番組紹介
あらすじ

改めて警戒意識が高まる「南海トラフ巨大地震」。今後30年以内の発生確率は70~80%、最大M9.1の地震による激烈な揺れと大津波で死者は最悪32万3千人、経済損失は1410兆円に上るとも試算される。
そんな中、国は2017年11月、「何らかの異変が生じ、地震発生の可能性が高まったと判断される場合、“臨時情報”という形でいち早く伝える」という新たな方針を発表した。しかし、いつ・どこで・どんな規模の地震が起きるかまでは予測困難だ。明日出されるかもしれない臨時情報を、自治体や住民はどう受け止め、命や社会を守る行動につなげられるのか。番組では、大規模住民アンケートや科学シミュレーションに基づき、研究者とともに検証。私たちひとりひとりの行動が鍵になることが明らかになってきた。巨大地震をどこまで事前に予測し、減災・防災を実現できるのか。“メガ災害 新時代 ”の実像を描く。

※2018年9月1日放送の「NHKスペシャル MEGAQUAKE 南海トラフ巨大地震 迫りくる“Xデー”に備えろ」をもとに制作しました。

関連ページ
  • NHKスペシャル「MEGAQUAKE 南海トラフ巨大地震」
  • NHKスペシャル

南海トラフ巨大地震、首都直下地震の被害と対策に係る映像資料

南海トラフ巨大地震、首都直下地震の被害と対策に係る映像資料について

●本映像資料の概要 (PDF形式:287KB)

南海トラフ シュミレーション

南海トラフ地震編

●動画の視聴

〇南海トラフ巨大地震対策

日本語版

English Ver.

  • Full Ver. (17m26s) Play
    南海トラフ シュミレーション
    (HP) Play
    南海トラフ シュミレーション
    (YouTube) Download
    南海トラフ シュミレーション

  • 〇時間差発生等への対応

    日本語版

    日本語版(手話)

    英語版/English Version

    首都直下地震編

    ●動画の視聴

    日本語版

    English Ver.

    大規模地震時における電気火災対策編(地震による急な停電への対策を含む)

    ●動画の視聴

    日本語版

    English Ver.

    • Full Ver. (6m30s) Play
      南海トラフ シュミレーション
      (内閣府HP)

    感震ブレーカー等の実験映像についてはこちら

    これらの映像について

    これらの映像は、大規模地震発生時の被害及び対策の普及・啓発を目的として、過去の災害記録映像等をもとに内閣府が作成したものです。防災関連の訓練・研修等において、公開されている映像をそのまま用いる場合には、ご自由に使用(上映)して頂いて構いません。(※)

    なお、本映像の全部または一部を用いて新たな映像やその他資料を作成する場合は、使用申請が必要です。詳細は下記までお問い合わせください。

    ※関係機関等から提供頂いた一部の画像・映像については改変、放送、有線放送、出版、インターネット上への公開等ができません。詳細については担当部署までお問い合わせください。

    問い合わせ先:内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(調査・企画担当)付 03-3501-5693(直通)

南海トラフ どこが1番危ない?

『南海トラフ巨大地震』.

南海トラフ地震 どこまで津波くる?

国の中央防災会議によると、南海トラフ地震により、関東地方から九州地方までの太平洋沿岸の広い地域で10メートルを超える大津波が襲来することが予想されています。 特に、高知県黒潮町と土佐清水市では34メートル、静岡県下田市で33メートルと非常に大きな津波が生じる恐れがあります。

南海トラフあと何年以内に来る?

第2節 地球環境・自然災害に関する予測 南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%(20201月24日時点)とされている。

南海トラフは何年に一度?

南海トラフ地震は、過去に時間差で発生 南海トラフ沿いでは、100から200間隔で、大規模な地震がくりかえし発生しています。