こんにちは! Show
私は2016年にアマゾンで販売を始めてから、ニ度のアカウント閉鎖、三度のアカウント停止を経験しています。アマゾンのアカウントが停止になったり閉鎖になったりした時の心情。私は、おそらく地球上でBEST100には入るくらい理解していると思います。 このマニュアルを通じ、アカウントが復活になり、これまでの平和な生活を取り戻せることを心より願っております。 今すぐサポートを受ける ※ アカウント停止・閉鎖関連の記事をよく見かけますが、この記事では、今まさに、「人生をかけて本気で最短で解決したいんです!!」と思っている当事者を意識した構成にしていますため、私が不要だと思った内容は敢えて解説しておりませんし、そのため一部わかりづらい部分もあるかと思いますがご容赦下さいませ。 ※ 大前提として、私はアカウントスペシャリストではありません。あくまでも私やサポートさせて頂いた方の実体験をそのまま書いています。参考程度にしてください。 プロローグ本記事を閲覧されている方は、今まさにアカウントが停止になっていたり、閉鎖になっていたりする方だと思います。私が2016年にアカウントが飛んだ時、まだ副業で、会社を辞める方向で準備していた時期でした。平常心ではいられませんでしたし、家族を養っている身として未来が一気に真っ暗になりました。当時の心境は、kikurinさんのブログで寄稿させて頂いております。(2年前の文章。ヘタクソすぎですが、私の魂の叫びが聞こえてきそうです^^) アマゾンはプラットフォームの中でも集客が最も見込める分、売上のインパクトが大きく、アカウントが飛ぶということは生活をアマゾンに依存していた私のような身にとっては一大事であり、生死を分けるくらいの事件でした。 しかし、最近の私は、例えば2018年を振り返りますと、11月現在で30件の赤旗が立っていましたが、すべての問題を解決してきました。対策をしっかり行い、もし赤旗が立っても都度対応できれば解決する問題がほとんどであるという事実も忘れてはいけません。なお、私の現状ですと、赤旗が立っても3日以内にはほぼ解決させています。 今すぐサポートを受ける 「自分は悪くない」の姿勢をやめるここから本題に入ります。 アカウントが停止や閉鎖になった方の発言で非常に多いのが、「悪いことはしていない」、「原因がわからない」、「競合セラーにやられた」といった内容の発言です。 お気持ちも察するところではありますが、この考え方が間違っていることに気付いてください。 私たちは、アマゾンというプラットフォームを借りている身ですし、どういう経緯があったとしても、アマゾンの規約やガイドラインに従わなければなりません。また、アマゾン側の担当部署でありますアカウントスペシャリスト(通称:アカスペ)も私たちセラーを排除しようとして赤旗を立てているわけではありません。 なぜ、そのようになったのか。 今すぐサポートを受ける アカウント停止なのか閉鎖なのかを確認するアカウント再開に向けてのはじめのステップとして、現状のアカウントの状態が停止なのか閉鎖なのかを確認するところから始めてください。 確認方法は以下のとおりです。 アカウントスペシャリストのメールの文面を確認メールの文面に、「一時停止」か「閉鎖」の文言があります。 (メールでわかりづらい場合)セラーセントラルのトップ画面を確認ピンクの枠のあたりに「一時停止中」と赤文字で記載があれば、停止の状態です。 ※ 2018年末頃までは、セラーセントラルのトップ画面の上方に黄色い網掛けで「現在、ご利用のアカウントはAmazonにより一時停止されています。」と記載がありました。 (念のために)テクニカルサポートへ問い合わせの可否を確認問い合わせできれば停止、できなければ閉鎖です。 アカウント停止と閉鎖での対応の違い事実として、停止より閉鎖の方が再開しやすいです。 しかし、よほどなこと(有名ブランドの知財侵害や人命にかかわるような事象)がない限り、閉鎖であっても審査を行って頂けます。 停止の場合、改善計画のやり取りを通じ、Amazonからの返信内容に微妙な変化があります。変化のあった部分(ない時もある、、)を探しながら何が足りないのかを特定していく流れになります。ツンデレのガイドさんが付いているイメージです。根気よく対応していけば再開します。 ※請求書を求められている場合は、請求書の内容がAmazonの基準をクリアしていることが前提です。 閉鎖の場合は、以下の2パターンあります。 停止から閉鎖になるパターン2019年2月現在ですと、一時停止の案内から17日以内にAmazonが求める資料の提出を求められることが多いです。 この場合は、資料のやり取りを通じ、我々が何を求められているのか方向性が見えてきますから、仮に17日を過ぎ閉鎖となったとしても解決する可能性が高いです。 現に私自身が2016年に停止宣告からAmazonが求める請求書を用意できず(海外の取引先で、かつ年末だったこともありまして、、)、17日以内に提出できず閉鎖になったことがあります。その後、請求書が認められ、改善計画も何度かやり取りし再開になった経験もございます。 はじめから閉鎖になるパターン停止から閉鎖になるパターンであれば、Amazonとのやり取りを通じ、再開にためのヒントがあるのですが(このヒントに気付くかどうかが再開のポイント!)、はじめから閉鎖の場合は、Amazonとのやり取りができずヒントも得られないため、再開が難しくなるのは確かです。 しかし、閉鎖になった原因が明確になっていれば、Amazonの求める請求書や規約・ガイドラインに準じた改善計画が提出できれば再開することも往々にしてあります。 あくまでAmazonは顧客やメーカーなどからの通報(情報)を元に調査を行い、Amazon内での調査の結果、停止や閉鎖といった判断を行っています。(むしろ、問題なし!と判断されることの方が多いのかもしれません) ですから、指摘を頂いた内容に対し、誠意を持って証拠や経緯、理由などを提示できれば再開できます。(感情的であったり自分主体の文面が最も再開しないパターンです) メールアドレスを確認するアカウントスペシャリストから届くメールアドレスは、案件により最低でも5つあります。以下に記載します。
アマゾンのアカウントが停止または閉鎖する原因は、上記5つのうちどれかの場合がほとんどです。それぞれの原因に対し、その後の私たちの対応手順が変わってきますし、アカウントスペシャリストからのメールの内容だけですと原因がわかりにくい場合もあり、ここで適当に返信しますとさらに問題が悪化することもあります。上記対応表を元に、メールアドレスを確認すれば原因の大枠は見えてきます。 今すぐサポートを受ける 請求書を提出する前に原因が、「真贋」と「リスティングエラー」の場合、請求書または領収書を求められます。請求書または領収書を用意できなかったり、用意するのに時間を要す方も多いと思いますが、ここで一旦落ち着いてください。請求書を提出せずとも、経緯説明と証拠があれば復活する場合があります。(私は最近はこのパターンです) アマゾンは独自でアカウント調査を行う場合もありますが、私の経験ですと、9割以上は購入者からアマゾンへ何らかの問い合わせやアクションがあった際にアカウントが停まります。 例えば、評価コメントに「偽物」と書かれていますと自動的に真贋調査の赤旗が立ちますし、返品レポートに「写真と違う」と書かれていますと自動的にリスティング調査の赤旗が立つようになっています。アカウントスペシャリストの目を通っているのかはわかりませんが、ある程度は自動化しているようです。 ここで重要なのは、上記に対し、日ごろから意識して対応できているかということです。とは言いましても、今まさにアカウント停止や閉鎖になっている方がこのマニュアルを読まれている方が多いと思います。実は、後追いでも、調査してみますと、購入者の主張に筋が通っていない部分もあることも往々にしてございますのでぜひ参考にして頂ければと思います。(私は毎日毎日下記を意識してチェックしています。外注化していますが。)
上記項目をチェックし、もし時系列が違っていたり、購入者の主張と明らかに乖離があったり、などの証拠がありましたら、日付や引用先を明確にして、その旨をアカウントスペシャリストからのメールへ返信してください。それだけで、アカウントが復活することもあります。 アカウントスペシャリストが求めているのは、「事実」です。「事実」を証明するためにわかりやすいのが請求書や領収書であって、必ずしも請求書でなくても事実が説明できれば復活のチャンスがあるということをご認識頂けるとよいかと思います。 以下で、もう少し具体的にチェックする項目についてみていきましょう。 購入者のメッセージセラーセントラルトップ画面の左中央にある上記画面。ピンクの枠で囲われた部分。24時間以内に返信しないとアカウントに影響しますし、これまでのコンサル生やアカスペ対応で問い合わせ頂いた方もほとんどのの方が対応されていましたので、こちらは解説不要かと思います。 返品レポートレポート→フルフィルメントレポート→返品レポート 返品レポート。毎日確認して対応している方は少ない印象です。上記画像では画面が切れていますが、FNSKUの欄の右に3つ隣に、「購入者の返品理由」という欄があり、返品がありますと購入者が記載した理由が見れるようになっています。ここに、「偽物」や「写真と違う」と書かれていることがあります。書かれてしまうとアカウントスペシャリストから連絡が来る可能性が高くなりますが、受け取っていないのにコメントをしていたり、受け取る前にコメントが書かれていることがあります。しっかり時系列をチェックする必要があります。 例えば、配送不可で返送されている(アマゾンから返送メールが届くのでわかる)にもかかわらず、「偽物」や「写真と異なる」といったコメントがあることもあります。そのようなメールは証拠としてとっておき、逆にアカウントスペシャリストから言われる前に、こちらからアマゾンへ返品のコメントをした購入者を通報することで予防線を張ることができます。 購入者の評価上記購入者のメッセージの下にあります。評価だけ見るのではなくコメントも確認しておきましょう。評価が1~3が付きましたら、ひとまず削除してみる。削除できなかった場合は、下記を確認してください。
また、削除できたとしても、アマゾンのシステムには記録が残っているようです。私は、念には念を入れて、削除できた注文番号とコメントをエクセルなどで一覧にして管理しています。過去に、削除してしまってどういう理由で悪い評価が付いたのかわからず、アカウントスペシャリストとのやり取りが長引いたことがありました。 アカウントスペシャリストは問題の原因をはっきりとは教えてくれません。アカウントスペシャリストが考える問題の原因と私たちが考える問題の原因が一致した時に、はじめて次のステップに進めます。場合によってはそれだけで、アカウントが復活したこともあります。問題の原因を正確に把握するように努めてください。 今すぐサポートを受ける 売上を上げすぎない売上を上げすぎるの目安が難しいのですが、売上が300万円以上になってきますと、アカウントスペシャリストのチェックリストに入ってくる印象です。そして、さらに、売上300万円から売上が100万円単位で毎月上がっていくようになりますとチェックが厳しくなってくる印象です。 アマゾンでは安定して売上を500万円以上上げているセラーには担当者が付きます。その際の基準として、アカウントの健全性があることは間違いないと思うのですが、それと連動して「あれ、このセラー。あやしくね?」みたいな感じで間接的にもマーキングの対象になっているのではないかと推測しています。 売上が300万円を越え始めましたら、しばらくはセーフティー運営を心掛け、少しずつ頑張っている感を出していくとよいのかなと思います。売上300万円くらいでは法人化ギリギリくらいのラインですし、がむしゃらに売上を上げたい時期かとは思いますが、真偽はともかくとしても300万円のラインがあることを知っているのと知らないのとではアカウントスペシャリストとの絡みに差があるのは間違いありませんので、認識だけは持って頂いても損はないかと思います。 今すぐサポートを受ける 請求書を提出するアカウントスペシャリストから求められている請求書には記載されていなければならない要件事項があります。メーカーから正規に頂いた請求書や領収書であっても、アマゾンの要件を満たしていなければ却下される時もあります。 私は、「欧米輸入」、「国内メーカー」、「中国輸入」のそれぞれから仕入れた商品でアカウント停止になったことがあります。アカウントスペシャリストから指摘されている商材により対応方法が異なります。 欧米輸入の場合a. 小売りwebサイトからの仕入れ carter'sやDisneyなどの自社ブランドの小売webサイト仕入れであれば、請求書や領収書にブランドの情報(例えば、会社名や住所、ロゴなど)があるはずですので受理してもらえます。 しかし、Amazon.comやToysRUs.com、Walmart.comといったさまざまなブランドの商品を扱っている小売webサイトからの仕入れの場合、そのようなwebサイトで発行された請求書または領収書(例えば、Amazon.com発行の請求書)ですと、たとえそれが正規の請求書または領収書であってもアカウントスペシャリストでは受付けてもらえません。 アカウントスペシャリストは、商品ページの内容と請求書または領収書が一致しているかを確認しています。請求書には、商品ページに記載のブランド名と同じブランド(もしくはメーカー)の記載がないと受理してくれません。しかし、ある条件が揃った時に、ある方法を使うと、受理してもらえる可能性が非常に高くなります。 ※ある条件や方法についてはここでは書けないことをお察しください。 b. 卸問屋からの仕入れ 一次問屋や二次問屋などの卸問屋からの仕入れの場合、商品ページに記載のメーカー(ブランド)と卸問屋の関係性の証明が必要になります。私の過去の事例として、米国の卸問屋から仕入れた商品が指摘を受けた際、米国の卸問屋のホームページのURLにその商品のメーカーのリンクが貼ってあり、それを証拠としてアカウントスペシャリストへ提出して復活したこともあります。 取引先の関係を図にすると下記のイメージです。 メーカー⇔卸問屋⇔自分 卸問屋からの正規の請求書または領収書に加え、メーカー⇔卸問屋の関係性がわかる資料(例えば、相互リンクのURL)が必要になります。 c. メーカーからの仕入れ 直接取引しているメーカーから発行された請求書または領収書でもアカウントスペシャリストから却下される場合があります。その場合は、メーカーへ経緯を説明し、アマゾンの要件を満たす請求書または領収書を再作成を依頼するか、もしくは補足資料を貰って再提出すると受理されることがあります。私の場合、補足資料はメーカーに作成頂いたエクセルのベタ打ちベースでも承認されました。 ※エクセルのベタ打ちでもイケた。この情報は非常に意味のあるものだと思います^^ 国内メーカー・卸仕入れの場合国内メーカー・卸仕入れの場合も対応は、欧米輸入のa.~c.のケースと同じです。 中国輸入の場合中国輸入で卸問屋やメーカーから仕入れている方は多くないと思いますが、もしそのような場合は、代行業者と相談しながら、欧米輸入のb.~c.の方法で進めてください。ただし、正規の請求書や領収書を頂くのは現実的にはとても難しいと思います。以下、理由を書きます。
取引の流れを図にします。 メーカー⇔卸⇔タオバオの業者⇔代行業者⇔自分 アカウントスペシャリストが求めているのは商品ページに表示されたブランド名(またはメーカー名)の記載のある請求書または領収書です。中国輸入の商品は、商品ページのブランド名を見ますと、商品登録を行った出品者が付けたブランド名で登録されていることが多く、そのブランドであることを証明することが非常に困難になります。しかし、そういった場合でも、実は解決する方法があります。 アカウントスペシャリストとのやり取りは、中国輸入の商品が一番厄介で、一番お世話になりやすいかもしれません。以下、中国輸入商品の場合に絞って解説します。(欧米、国内の場合は、上記方法+αで進めれば、ほぼほぼ解決します) ※ +αの部分はこのマニュアルでは書けません。 今すぐサポートを受ける 請求書が却下されても次に進める下記条件の場合は、アカウントスペシャリストが求める条件を満たさなくても、次のステップ(改善計画の提出)に進める可能性が高くなります。
理由は、中国輸入商品の不確定性にあるのだと思います。よくわからないブランド名の場合が多いですし、アカウントスペシャリスト自身も裏が取りにくいないのではないでしょうか。 例えば、中国メーカーのDJIの商品がリスティングエラーで指摘された場合なら、DJIで検索すればすぐにドローンのメーカーだということがわかりますが、中国で一般的に流通している商品にセラーが独自にブランド名を付けたような商品ページ(ブランド名)というのは、アカウントスペシャリストも非常に審査しにくいのだと思います。 上記条件が揃った場合は、「既に提出している請求書が正規のものであり、取引先からこれ以上の請求書は発行できないと言われている」と返信しますと、アカウントスペシャリストからは「請求書が提出できないとのこと、かしこまりました。」となり、改善計画を求める案内が届く可能性が高くなります。 ちなみに、アカウントスペシャリストには審査マニュアルが存在するはずです。これは論点を単純化させ、審査を的確に行うためのマニュアルです。 つまり、例えば真贋が原因の問題に対し、ブランド名が商標権を持っているかいないかは論点にないのです。真贋であれば、請求書がメーカーが発行(卸の場合はメーカーとの関連を証明するURLなど)しているかどうかだけが論点になります。リスティングエラーであれば、請求書の内容よりも、改善計画の納得性が論点になります。 今すぐサポートを受ける ノーブランドにするよくわからないブランド名のせいで請求書が認められないこともあります。その場合、私は商品ページのブランド名を修正依頼するようにしています。 商品ページの内容を修正する権限は、そのページを作ったセラーかテクニカルサポート内の専任部署の担当者にしかありません。ページ作成者は間違いなく修正してくれないので、テクニカルサポートへ修正依頼をかけることになります。 テクニカルサポートへノーブランドであることを修正依頼するために下記が必要になります。
タオバオ、アリババのURLはあくまでも補足的です。中国で一般的に流通していることを理解してもらう程度に、同じ商品がたくさん販売されていることがわかるページ(検索すると同じ商品が一覧ででてくる検索結果のページ)のURLを補足として提出します。 商品ページの不備を指摘するのはかなり効果的です。アマゾンの商品ページ作成ルールを理解していない中国人セラーが作ったページなんかですと、例えば、商品名横のブランド名とブランド名が一致していなかったり、画像のロゴとブランド名が一致していなかったり、など突っ込める箇所がある場合があります。 しかし、たまたまテクニカルサポートの中でも修正権限を持っている方に担当があたれば修正できるのですが、ブランド名を修正する権限はテクニカルサポートにはなく、原則アカウントスペシャリストしか修正することができません。この場合、アカウントスペシャリストのブランドを審査する部署で審査が行われ、100%に近い確率で修正は行われません。 私の場合、テクニカルサポートへ修正依頼し、たまたまテクニカルサポートのブランド名の修正権限を持っているであろう方(もしくはアカスペと兼任か)にあたり、ノーブランドに修正できたこともありますが、テクニカルサポートではブランド名の修正はできないと返事が来て結局修正できないことが7~8割くらいありました。 ちなみに、もしノーブランドへ修正できた場合、真贋が原因だった場合ですと非常に有効になります。 そのような時は、「ノーブランド品に対し、どのように真贋を判断すればよいのでしょうか」と強気で返し、「再度慎重に調査を行いました所、出品できることが判明しました。」とめでたく解決する可能性が高くなります。 やれることは何でもやりましょう。 【商品ページの修正依頼先は下記参照】 今すぐサポートを受ける 改善計画書のポイント請求書が受理されますと、最後のステップとして改善計画の提出を求められます。私の場合ですと、2~3回のやり取りを経てアカウントが復活していますが、慣れない頃ですと、10回前後リテイクになるかと思います。これが普通だと思って根気よく修正に修正を加えて下さい。 また、書式は特にこだわる必要はありません。私は、はじめてアカウント停止または閉鎖になった時は、パワーポイントで納品工程の写真も交えながらかなり詳しくまとめていましたが、最近はワードで3頁~4頁くらいに要点だけをまとめるようにしています。 アカウントスペシャリストが求めていることは以下の通りです。 ① 私たちが問題の原因を理解しているか。(=問題の原因理解) ② 原因に対し、なぜそれが起こってしまったのか理解しているか。(=問題が起こった背景) ③ 今後その問題をどのように改善するのか。(改善するための手順) ④ アカウント再開後も同じ問題が起こらないと思えるか。(改善計画の実効性) 書式ではなく、内容にこだわってください。 今すぐサポートを受ける 改善計画書の構成下記を参考にしてください。
今すぐサポートを受ける リテイクになる原因何度もリテイクになる原因は、問題を解決のために実施した手順および予防策の部分(上記改善計画書の3.の部分)がアカウントスペシャリストが求める内容と異なることが原因である場合が多いです。 アカウントスペシャリストには審査のためのマニュアルがあります。マニュアルといいましても、ベースはアマゾンの規約またはガイドラインになります。 以下、参照されたいページになります。セラーセントラルのトップページ下の[サポートを受ける]を押下しますと、検索画面が表示されます。[改善計画]と打って検索しますと、「出品権限を回復するための改善計画を作成する」という項目がありますので押下してください。解決のためのヒントの記載もございますので以下に引用します。
4.が真贋の場合、5.が商標権、7.がリスティングエラー。といった具合に、原因と解決策のヒントが記載されています。これを素直に理解し、記載通りの視点でまとめてください。 今すぐサポートを受ける 見直すポイントさらに、上記対応表の下方に「パフォーマンスの問題1:注文不良率が高い」というリンクを開きますと、出品権限の取消の理由に応じた見直すポイントが一覧でまとまっています。以下に引用します。
特に、1.と2.と4.はリスティングエラーの理由になり、場合によっては真贋の理由にもなり得ます。アマゾンがすでにこのような見直しのためのポイント一覧を公開してくれていますので、原則これに従った解決策を考えると審査に通りやすくなります。 なお、原因が1つでない場合もあります。購入者のメッセージや返品レポートで理由、低評価のコメントを確認し、問題の原因をすべて把握するように努めてください。 出来上がりましたら、アカウントスペシャリストへ提出してください。何度かリテイクになることもあるかと思いますが、上記ポイントを押さえられていれば復活も目前でしょう。 今すぐサポートを受ける 知的財産権の侵害への対応知的財産権の侵害で、アカウントが飛んだ話はあまり聞いたことがありません。実際、私は「知的財産に関する苦情」が▲4になったことがありますが、それでもアカウント停止や閉鎖にはなっていません。せいぜい対象商品の出品ができなくなるくらいでしょうか。 ※「知的財産に関する苦情」のパフォーマンス状況は、セラーセントラルの「パフォーマンス」→「知的財産に関する苦情」で確認できます。 ※グッチやエルメスといった超有名ブランドの模倣品を販売していた場合には飛んだと聞いたことはあります。 現時点では、アマゾンでの知的財産権の侵害は、真贋やリスティングエラーほどアカウントへの影響は少ないとみてよいかと思います。請求書や改善計画の提出を求められるわけではありません。 以下に、アカウントスペシャリストから届くメールを引用します。
ポイントは、アマゾンは知的財産権の侵害に対し第三者的な立場であるということです。アマゾンへ直訴のような返信をしても解決は難しいです。申し立てした側とされた側双方で話し合いを行った結果、取り下げることになればその旨をアカウントスペシャリストへ連絡することで問題が解決します。 まずは、J-PlatPatにて権利の有無と内容を調べ、権利者の主張が正しければ、権利者へ謝罪と申し出を取り下げてほしい旨のメールを送信してください。商標権の調べ方は下記で解説していますのでご参照ください。申し出を取り下げてくれるケースはあまり多くはありませんが何もしないよりはよいでしょう。 返信がなく落胆する必要はありません。アカウントスペシャリストからの上記メールに対し、「連絡を取りましたが返信がないため、権利者と話し合いができない」旨の返信をしてください。すると、また同じ内容のメールが届きます。話し合いができないと解決もできませんから、そういう場合は、こちらがアクションしていることだけはアカウントスペシャリストに伝わっていればよしとしています。 今すぐサポートを受ける 権利者とやり取りせずに解決させる方法根拠があれば権利者とやり取りせずとも解決できる場合もあります。それは、ブランド名をノーブランド品へ修正依頼するという方法です。商品ページがアマゾンのオリジナルブランドの3要件を満たしているか確認してみてください。3要件とは下記の通りです。
「3要件のうちいづれかを満たさない場合は、ノーブランド品と見なす。」と規約に書いてあります。しかし、3要件を満たしていないことを主張してもなぜかノーブランド品へ修正してくれません。写真にロゴや文字がなく、ブランド名の表記と商品ページ横のブランド名の表記が異なる時に、ノーブランド品に修正される事例がありました。 上記商品ページの場合、ブランド名が「αスペース」で、商品名横のブランド名が「ZMAYA STAR」です。正しくは、ノーブランド品にするか、「αスペース」または「ZMAYA STAR」へ統一しなければなりません。この点をアマゾンへ通報するわけです。アカウントスペシャリストへの返信ではなく、[サポートを受ける]→[お問い合わせ]→[商品ページの問題]→[商品ページの修正]から通報してください。 すると、24時間以内に、「ノーブランド品に修正しました」または「αスペースへ修正しました」、「ZMAYA STARへ修正しました」のいずれかで返信があります。商品写真にブランドのロゴや文字が入っていないこともあり、間違いなくノーブランド品だという場合もあるのですが、テクニカルサポートにはノーブランド品へ修正する権限がないので(担当者によっては権限がある時もある)、「αスペースへ修正しました」か「ZMAYA STARへ修正しました」になります。 もし、知的財産権の内容が「ZMAYA STAR」という商標に関する主張で、「αスペース」に修正できたならば、「権利者の主張している商標は使用していません」と返信すれば解決します。 上記はアマゾンの規約に準じた対応です。臆する必要は全くありませんので、もしもの時は参考にしてみるとよいでしょう。 今すぐサポートを受ける 文書の書き方(基礎)私が烏滸がましく文書の書き方について解説させて頂くことは、非常にこころが引けます。。(私は文書の専門家ではございません。。) ただ、これまで数十名の方の改善計画についてサポートをさせて頂いていまして、「上から目線で恐縮だな。でも再開のためには必要最低限の部分なんだよな。。」と思いながらも、アドバイスをさせて頂いております。 (これ。正直アドバイスが非常に難しいのですよね。。) 下記サイトに文書の書き方に関する基礎的なことがまとめられています。参考にしてください。(わかる方にはわかりますし、わからない方にはわからないのかもしれません、、) https://hajimeteweb.jp/column/web_writing/vol2.php ※ 上記サイトを運営されている"益子貴寛"様へのリンクの許可を頂いておりません、もしリンクがNGでしたらお手数ではございますがご連絡頂けますと幸いにございます。。 加えて追記とまして、私が意識しているポイントを記します。 階層がわかるようなナンバリングを打つ 1. ・・・ 2. ・・・ 2-1. ・・・ 2-2. ・・・ 3. ・・・ ※ 2-(1).や2-1).でも構いません。ナンバリングのルールが統一されていればokです。 一文を短文にまとめる。 小学校低学年の文章を心掛けてください。できるだけ簡潔で文章を短くする。接続詞をできるだけ使用しない。 悪い例)2月7日にメーカーAより商品が到着し、当社にて検品を行いましたが、その際に破損や損傷は確認できませんでしたし、検品の際は商品の写真を毎回撮影しておりますので、その時の写真を参考資料として添付いたします。 参考例)2月7日にメーカーAより商品が到着しました。その後、当社にて検品を行いました。その際には破損や損傷は確認できませんでした。検品の際は商品の写真を毎回撮影しております。参考資料として写真を添付いたします。 請求書がクリアになり改善計画までいけばアカウント再開も目の前です。 ※ 文書の書き方はあくまでも補填的なものです。アカウント再開に最も重要なことはAmazonが求めていること(原因理解や改善計画、今後同様のことが起きないと思っていただける内容)に応えられているかどうかです。 その他事例
※ ネットビジネスでの商標権の問題はグローバル化しています。たとえ他国のみで適用の商標であってもネット販売という業態であるが故に知的財産権の侵害で他国の裁判で別の国の方に賠償命令が出た事例が近年増えています。
今すぐサポートを受ける アカウントが再開する方の傾向これまで数十名の方のサポートをさせて頂きました。 その中で再開されている方(今のところ全員再開しています)には共通の傾向があると感じています。 はじめはなかなか再開しない方でも途中でそれに気付き、再開までの時間が急に早くなる方もいらっしゃいます。 再開しやすい方のメンタリティや考え方、能力的な部分を下記に記します。
私の場合、通常業務ですと、上記で満たすような項目はほぼないに等しいのですが^^;、アカスペ対応になりましたら上記モードを切り替えて対応することを心掛けています。 今すぐサポートを受ける アカウントが復活したあとに、もう一度顧客対応を見直す私は、ニ度のアカウント閉鎖、三度のアカウント停止を経験し、2018年は30回の赤旗が立ちました。 赤旗が立つ度に、今までの自分を振り返り、次は同じことを繰り返さないよう何度も赤旗が立ちその度に反省・改善をしてきました。そして、徐々に赤旗が立つ機会が減ってきましたし、赤旗が立っても都度対応できるようになりました。 アカウントが停止・閉鎖にならないために、改めて下記に私が毎日必ず行っている業務を書きます。この業務は本当に毎日意識して行っています。今ではマニュアル化し、外注さんに対応頂いていますが、毎日どのようなクレームや問い合わせが届いているかチェックするようにしています。 購入者のメッセージへの対応購入者様からの問い合わせやクレームは都度対応してください。購入者様の声に耳を傾けてください。 返品レポートへの対応返品レポートには、返品理由が記載されています。なぜ返品されたのかを理解に努め、次に同じことがないよう改善するようにしてください。また、購入者様への謝罪と今後の対応について連絡を取るようにしてください。 中国輸入の場合セラー評価のうち、特に1~3の低評価には目を向けるようにしてください。中には嫌がらせもあるでしょうが、商品や我々の対応に問題があることもあります。 アンケートへの対応テクニカルサポートへ電話へ問い合わせしたあとにメールでアンケートが届きます。また、セラーセントラルのトップページ右下にも不定期でアンケートが表示されます。任意ではありますが、アンケートが届くということはアマゾンも我々に協力してほしいことがあるからではないでしょうか。普段から協力する姿勢を見せることは決してマイナスにはならないのではないでしょうか。 中国輸入の場合アマゾンから不定期で電話がある場合があります。アマゾンからの連絡事項と同時に、特商法上の電話番号が有効かどうかをチェックする一環でもあります。必ず出るようにしましょう。また、購入者様からの電話も出るようにして下さい。電話に出ないと、アマゾンのカスタマーサービスへクレームが届くこともあり、アカウント調査の対象になるリスクがあります。 アカウント健全性の確認今すぐサポートを受ける 海外Amazonでの停止の場合米国Amazonで停止になったとのことでお問い合わせを頂くことがあります。 私自身は停止になった経験がございませんが、これまで2事例をサポートさせて頂き、いづれも再開いたしました。 海外のAmazonも日本のAmazonと対応手順や内容は同じです。 違いがあるとすれば、言語です。 ご自身が英語にそれほど強くない方は翻訳の方を雇うことをオススメいたします。 日本語でも文章でのコミュニケーション力が非常に求められます。 まとめアマゾンの経営理念は、「地球上で最もお客様を大切にする企業を目指しています」です。 アマゾンというプラットフォームを利用させて頂いている以上、この理念の元に我々は販売させて頂いているということを理解し、[規約・ガイドライン]も再読するのがよいでしょう。 理解しているかどうかで、日頃の運営においての取り組み方や意識も変わり、自然とお客様にも喜ばれるようになり、結果、赤旗が立つことのない平和な運営(=アマゾンが求める我々があるべき状態)の実現に繋がるのだと思います。 ※規約・ガイドラインはセラーセントラルのトップ画面の下方にリンクがあります。 今すぐサポートを受ける 付録.1:規約の確認方法規約を確認する習慣を付けておくとよいでしょう。 セラーセントラルのトップ画面の下方に[サポートを受ける]のボタンを押下してください。 ※[サポートを受ける]の横にある[規約・ガイドライン]を押下頂いてもかまいません。 検索窓に検索したい単語を入力し、検索ボタンを押下してください。 検索結果から、必要な情報を探していきましょう。 解決しない場合は、上記画面の下方に下記画面がございます。[お問い合わせ]からテクニカルサポートへ電話またはメール、チャットにてお問い合わせください。 付録.2:規約・ガイドライン =出品者の禁止活動および行為=Amazonの規約・ガイドラインについて、中国輸入ビジネスを行う上で特に重要だと思う部分を抜粋して解説いたします。 私自身が赤旗が立ったり、アカウントが飛ぶ度にチェックしてきた部分になります。 既に内容を把握されているベテランセラーさんにとっても整理するよい機会になり、またこれからアマゾンや中国輸入をはじめられる方にとっても要点を効率よく理解する機会になればと思います。 ノーブランド品に対し、不適切に商標を付して商品画像に掲載する行為、及び、ブランドとの不適切な関連付けの言葉を商品ページに含める行為:まずは、規約を引用いたします。
不適切に商標を付して商品画像に掲載する行為商品登録の際に、商品画像をアップロードします。その画像は、恒久的でない方法でブランド名を付された商品画像ではあってはいけません。 ポイントは、商品本体(またはパッケージも可)に付いているブランド名は、シールやラベル、タグでの表記はNGですよという部分です。 つまり、裏を返しますと、商品本体に刻印されていたり刺繍されていたり、恒久的な方法で商品本体やパッケージに付いているのであればブランドと見なしますよという意味になります。 なぜ、そのような規約があるか。例えば下記URLをそれぞれ比較してみてください。同じ商品なのですがそれぞれ異なるブランド名で出品されています。
アマゾンには同じ商品は1つの商品ページで出品(相乗り)しなければならないというルールがあります。 しかし、中国から輸入した商品はDJIなどの大手メーカーの商品でない限りノーブランド品がほとんどであり、もしノーブランド品が上記URLのようにブランド名を付与され、同じような商品ページが乱立してしまったら、それはアマゾンの意とするところではありません。 現に上記URLのように、ノーブランド品に(商標権があってもなくても)ブランド名を付与され出品されている商品ページはたくさんあります。 しかし、アマゾンは商標に対し第三者的立場であるため、よほどのことがない限り(セラーからの通報など)、商品ページの審査や統合を行いません。 そこで、同じ商品のカタログの乱立を防ぐためにできた規約が上記になります。これにより、簡単にはブランド名を付与することができなくなります。 ノーブランド品をブランドを付す場合は、刻印や刺繍など恒久的な方法で不要するようにしましょう。 ※ アパレルの場合は、タグでもokということが「ファッションカテゴリーにおける商品情報および画像コンテンツに関するガイドライン」に記載がございます。 ブランドとの不適切な関連付けの言葉を商品ページに含める行為わかりやすい参考ページがあるとお伝えしやすいのですが、意識して探すのはなかなか難しいですね。。^^; (よい例が見つかりましたら改めて共有いたします) 端的に解説しますと、意図は2つあります。1つ目は、相乗りされたくないセラーが商品名や商品説明に、
といったことの記載を防止するための規約になります。●●には他社ブランドや▲▲には自社ブランドが入ります。 中国商品を取り扱っている日本人セラーではあまり見かけませんが、中国人セラーに相乗りしますと、このような嫌がらせもあります。 リサーチ時に見つけましたら乗らないのが懸命ですし、もしご自身の取扱商品の中にそのような記載を見つけた場合は、テクニカルサポートへ通報するか、在庫管理画面で修正しましょう。 ※ 2018年11月頃より、在庫管理画面の[詳細の編集]から出品情報を編集することで、アマゾンが認めればページを作ったセラー以外でも商品ページを編集できるようになっています。 2つ目は、グッチ風やバーキンタイプなど、他社のブランドを連想させるような表記を防止するためです。 アマゾンは知的財産権に対し第三者的立場ではありますが、アマゾン内でのトラブル防止のために規約でこのような制限を設けているようです。 特定商取引法及びその他の法令に基づく表示:まずは、規約を引用いたします。
詳しくは、「特定商取引法及びその他の法令等に基づく表記について」の規約をご参照くださいと記載がありますので、上記「規約の確認方法」に記載の検索窓から検索してみると下記のように記載があります。
赤線の(1)によりますと、①大口出品者、②法人の出品者、③継続的に出品する個人出品者に対し表記が義務付けられています。 ③は小口出品者を指していますが、アマゾンで継続的に販売しない方はあまりいないと思いますので、実質アマゾンで販売する際には、特定商取引法及びその他の法令等に基づく表記をしなければなりません。 出品者情報の表示次の規約では、より具体的な内容で記載されています。
中国人セラーに相乗り出品しますと嫌がらせをされることもあるかと思います。 あまりにしつこいと、私の場合、特定商取引法を見て、アマゾンの規約通りの項目が記載されているか確認しています。大抵の場合は記載があるのですが、一部が欠けていたり、全く記載がない場合もあります。 規約通りでない場合は、アマゾンへ通報するようにしています。嫌がらせがひどいセラーへ真っ向から挑んでも消耗するだけですので、視点を変えて切り込んでみるとよいかもしれません。 出品者情報の入力または変更次の規約では、具体的にどの画面で設定すればよいのか記載があります。
記載の通りに進めていけば問題ないでしょう。 赤字の部分が多少気になりますが、継続的に出品しない個人出品者であれば店舗名のみの表示でokということだけ知識として入れておくくらいでよいでしょう。 返品ポリシー次に返品ポリシーに関する記載があります。
私の画面には、[返品と返金]のボタンがありません。 [設定]から[情報・ポリシー]を押下後の下記画面のピンクの部分を押下し編集してください。 記載する内容は、すべて自分で考えますと大変だと思います。 セラーリサーチついでに特定商取引法の表記を確認しながら、よさそうなセラーをいくつかピックアップして自分なりにカスタマイズするとよいでしょう。 付録.3:規約・ガイドライン =コンディションガイドライン=出品可能な商品と出品禁止商品まずは、規約を引用いたします。
「購入者のメッセージ」や「低評価」、「返品レポート」などでのコメント内容により、コンディションガイドラインに反するとアマゾンが判断した場合、リスティングエラーとして赤旗が立ちます。 中国輸入の相乗り出品の場合、よく指摘があるのが、①「使用に不可欠な付属品や部品が不足している商品(説明書はなくてもよい)」と②「オリジナルのメーカーや著作権者が作製していない商品。これには、複製品、偽造品、レプリカ、模造品が含まれます」が該当の商品です。 ①の原因
②の原因
総じて、リサーチ時の確認不足が原因です。全く起きないようにするのは難しいですが、私の場合、リサーチ時はダブルチェックを通じ、また出品後は通常運営の中でページが変わっている商品がないかを所々の業務のついでに確認するような体制を作ることでケアするようにしています。 もし上記を懸念される方は、転売や相乗りではなく、知的財産権をしっかりチェックすることを前提にOEM品を自社ブランドとして出品することをオススメします。 「新品」として出品できない商品規約を引用いたします。
「個人調達商品」・・・いわゆる店舗せどりで仕入れた商品を法人が「新品」で販売してはいけないということです。 近年では、Nintendo Switchなどのゲームハード機が品薄になり、店舗せどり(転売ヤー)がヤマダ電機やトイザらスなどで調達し、プレミア価格で出品し、それでもたくさん売れて、メーカーやお客様からアマゾンへクレームになった経緯もありこのようなガイドラインになったのではと思われます。 法人の方は、「ほぼ新品」などの中古のステータスで販売するようにしましょう。 「Amazon.co.jpで調達された商品」・・・同国Amazon内での仕入れであれば、「中古」のコンディションで販売してください。 米国⇒日本など仕入れ先が他国のAmazonであれば、「新品」のコンディションで販売が可能ということになります。 カテゴリーごとのコンディションガイドライン規約を引用いたします。
カテゴリーごとにコンディションガイドラインが存在します。リスティングエラーで赤旗が立ち、改善策を求められた際に、このガイドラインを確認することになります。 カテゴリーごとの解説はここでは割愛させて頂きますが、「コンディションガイドライン」で検索し、現在ご自身が出品されているカテゴリーについて確認しておくとよいでしょう。 例として、「服&ファッション小物」のガイドラインを下記に引用いたします。
ツールを使って大量出品されている方で、見落としで、中国から「バーバリー風のコート」を仕入れてアカウント閉鎖になった事例もあります。 付録.4:規約・ガイドライン =偽造品の取り組み=まずは、規約を引用いたします。
偽造品(真贋)の疑いがあった場合、以下の流れで出品者(我々)へ伝わります。
↓
具体的には下記内容のメールが届きます。
真贋への対応方法は下記記事をご参考ください。 (2018年は私は真贋調査が14件ありました^^;) 中国輸入の場合ですと、ノーブランド品を自社ブランドっぽく販売していることが多く、正規品という概念が曖昧になりがち(※)になります。 また、競合セラーが評価コメントに「偽物」と記載すれば、半自動的に赤旗が立つしくみになっています。 ※ 2018年の中頃から、アカウントスペシャリストからの文章に「ノーブランド品である可能性もある」という記載も追記されております。正規品であることの特定の難しさを感じ、「真贋」としてではなく「リスティングエラー」として赤旗を立てるケースが増えているように感じています。 ※真贋よりもリスティングエラーの方が解決する可能性が高いですし、それぞれ対応方法が異なります。 さらに、中国国内でも深圳が拠点のスクールを始め、日本と同じように相乗り対策や商品ページ作成を専門としたコンサルタントが多数存在します。 異なるセラーから同じ文章が届くことが比較的よくありますが、同じコンサルタント生か複数アカウントで運用しているセラーかと思われます。 なお、欧米輸入の場合でもebay仕入れの方は注意が必要です。ebayでの取引相手が中国や香港だった場合、偽物の可能性が非常に高くなりますのであまりオススメしません。 私自身も欧米輸入品をebayで中国人セラーから仕入れた時に真贋で大変な思いをしたことがあります。 見た目が同じでも偽物の事例例えば、グッチが工場でバッグを10,000個作った時、不具合品のバックアップとして100個を予備として余計に作ります。 10,000個は正規品として流通しますが、バックアップの100個は正規品とはなりません。 見た目は全く同じですが、100個は正規ルートで流通していません。バックアップ品を取り扱う業者が工場から安価に仕入れ、いくつかの業者を経て、市場に出ていきます。 スーパーコピーでもなく全く同じ商品なのですが、流通ルートの違いが正規品か偽造品かの違いになる場合もあります。 付録.5:規約・ガイドライン =プライベートブランド品=カテゴリーによりプライベートブランドの定義が規約・ガイドラインで定められています。 リスティングエラーが原因の際に、改善計画で確認する内容になります。 エレクトロニクス下記に規約を引用します。
おもちゃ&ホビー下記に規約を引用します。
コスプレ商品下記に規約を引用します。
ベビー&マタニティ下記に規約を引用します。
服&ファッション小物下記に規約を引用します。
シューズ&バッグ下記に規約を引用します。
パソコン・周辺機器下記に規約を引用します。
DIY・工具下記に規約を引用します。
カー&バイク用品下記に規約を引用します。
ペット用品下記に規約を引用します。
付録.6:複数の出品者アカウントの運用(正規の方法)まずは、規約を引用いたします。
アマゾンの販売用アカウントは複数作るとアカウントが飛ぶ話はよく聞きますし、上記規約で禁止されていますので実際に複数アカウントでの運用が見つかった場合アカウントは閉鎖になります。 1つのアカウントが閉鎖になるのではなく、関連するアカウントがすべて閉鎖になります。 しかし、規約には、むしろ複数アカウントを持つための条件や方法について詳しく記載されていることがわかります。 実際に私も上記規約通りにアマゾンへ新たなアカウントを申請し通った経験があります。複数アカウントで運用するのための必要な条件は規約によると下記のとおりです。
え?これだけでいいの?っていうくらい案外簡単に複数アカウントで運用できることがわかるかと思います。 申請する方法実際に申請する方法について解説します。流れは、規約に記載の通りです。
出品用アカウント情報、上記以外の出品用アカウント情報に関する問題の順に選択します。 申請前にテクニカルサポートへ電話次の画面でEメールではなく、電話で直接事情をテクニカルサポートへお伝えください。 電話に出た担当者レベルですと、複数アカウントに対する知識が薄い可能性があります。 ここで諦めてはいけません。「規約に~と記載があるので詳しい方と話したい」と伝えましょう。 すると、別途担当から折り返しという流れになります。後々のやり取りを円滑にするために、メールではなく電話で折り返してもらってください。 私の場合は、3~4時間後でしたが、24時間以内には折り返しがあると思います。 担当者と繋がりましたら、改めて経緯を説明し、「規約には~と記載がありますがそれぞれもう少し詳しく教えて頂けませんか?」と質問してください。 (~の部分には、下記が入ります)
電話面接実は、この電話でのやり取りが重要な意味を持ちます。表向きは面接ではありませんが、しっかり受け答えや質問ができるようにしておいてください。 規約に「審査の基準はAmazonによって予告なく変更されることがあります。」と記載のように、審査の基準は時期によっても異なるのかもしれませんが、私の場合、大カテゴリーが被ってはいけないという話がありました。 つまり、新たなアカウントで出品したい商品に加え、その商品をどのカテゴリーで出品するのかも審査の対象になるということです。 もし申請する商品のカテゴリーが既存アカウントで既出品している商品のカテゴリーと被る場合は、既存のアカウントで出品している商品を取り下げ、新たなアカウントで販売するといった提案も頂きました。 メールで申請電話後、上記メールへ必要事項を記載し送信しましょう。必要事項は下記の通りです。詳しくは電話で担当者へお尋ねください。
とは言いましても前提として、規約で複数アカウントは禁止されていますから、理由が重要かと思います。私の場合は、 「これまでは〇〇のような商材を扱っていましたが、今後は〇〇のような商材を取り扱いたく、現在のアカウントで出品しますと購入者様にとってわかりづらいページになりますし、今後アマゾンブランド登録の予定がありますのでアカウントをすみ分けして運用したい」 ということを理由に申請しました。 誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して、別のデバイスからこの注文を購入しました。 まだ注文していない場合は?誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して、別のデバイスからこの注文を購入しました。 まだ注文していない場合は、[注文の詳細を表示する]をクリックして、この注文をすぐにキャンセルしてください。 セキュリティ上の理由から、身元を確認するためにいくつかの情報を入力する必要がある場合があります。
Amazon 登録できない なぜ?Amazonアカウントを作成する際には本人の「Eメールアドレス」もしくは「携帯電話番号」が必要となります。 そのアドレスや番号に誤りがあるとAmazonアカウントを作成の為のメール(携帯電話登録の場合はショートメッセージ)が届かなくなり、それにより作成の手続きができないという事態になります。
Amazonアカウント乗っ取りの連絡先は?Amazonからメールが届いていないか確認してみよう。 乗っ取られていた場合は、すぐにカスタマーセンター(0120-999-373)に連絡してアカウント停止の処理をしてもうといい。
Amazon パスワード どこで確認?Amazonアカウントのパスワードを忘れた場合の対処方法は?. [Amazon] にアクセスし、[ログイン] をタップします。. [パスワードを忘れた方] をタップします。. パスワードアシスタントが表示されるので、Amazonアカウントに関連付けられている [Eメールアドレス] を入力し、[次へ進む] をタップしましょう。. |