悪性関節リウマチ(指定難病46)あくせいかんせつりうまち Show (概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) ○ 概要 1.概要 2.原因 3.症状 4.治療法 5.予後 ○ 要件の判定に必要な事項 ○ 情報提供元 <診断基準> 2.組織所見 3.診断のカテゴリー 4.鑑別診断 表1:ACR/EULARによる関節リウマチの分類基準(2010年) ACR/EULAR 関節リウマチ分類基準(2010年) 1.この基準は関節炎を新たに発症した患者の分類を目的としている。関節リウマチに伴う典型的な骨びらんを有し、かつて上記分類を満たしたことがあれば関節リウマチと分類する。罹病期間が長い患者(治療の有無を問わず疾患活動性が消失している患者を含む。)で、以前のデータで上記分類を満たしたことがあれば関節リウマチと分類する。 2.鑑別診断は患者の症状により多岐にわたるが、全身性エリテマトーデス、乾癬性関節炎、痛風などを含む。鑑別診断が困難な場合は専門医に意見を求めるべきである。 3.合計点が5点以下の場合は関節リウマチと分類できないが、将来的に分類可能となる場合もあるため、必要に応じ後日改めて評価する。 4.DIP関節、第1CM関節、第1MTP関節は評価対象外 5.大関節:肩、肘、股、膝、足関節 6.小関節:MCP、PIP(IP)、MTP(2~5)、手関節 7.上に挙げていない関節(顎関節、肩鎖関節、胸鎖関節など)を含んでも良い。 8.RF: リウマトイド因子。陰性:正常上限値以下、弱陽性:正常上限3倍未満、強陽性:正常上限の3倍以上。リウマトイド因子の定性検査の場合、陽性は弱陽性としてスコア化する。 9.陽性、陰性の判定には各施設の基準を用いる。 10.罹病期間の判定は、評価時点で症状(疼痛、腫脹)を有している関節(治療の有無を問わない。)について行い、患者申告による。
※診断基準及び重症度分類の適応における留意事項
情報提供者
関節リウマチに合併しやすいのはどれか?関節リウマチは合併症を伴いやすい特に「貧血」と「骨粗しょう症」には要注意! 関節リウマチは関節に炎症が起きるだけの病気ではなく、肺、腎臓、胃、皮膚、神経、貧血などさまざまな内臓に合併症を伴いやすい全身性の病気です。
関節リウマチの脊椎病変で最も多いのはどれか?中でも脊椎で発生するのがリウマチ性脊椎炎で、関節リウマチの進行した人や関節リウマチ罹患(りかん)期間の長い患者さんに発症しやすいようです。 リウマチ性脊椎炎は、脊椎のなかでも頭部を支える環椎(かんつい、第1頚椎のこと)と軸椎(じくつい、第2頚椎のこと)に最も多く起こります。
高齢者の骨折でよくみられるのはどれか?高齢者の転倒で多発するのが大腿骨頸部骨折と大腿部転子部骨折である。 骨粗鬆症が関連しているため女性に多い。 高齢者の転倒による骨折で多い部位は大腿骨、脊椎、上腕骨、橈骨である。
IADLに含まれるのはどれか2つ選べ*?2つ選べ。 IADL(Instrumental Activities of Daily Living:手段的日常生活動作)は、電話使用、買い物、食事の準備、家事(清掃、身の回りの片づけなど)、洗濯、移動、服薬管理、財産の取り扱い管理が含まれる。
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